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物置ゲーセン作りの経緯について

初期日付
写真は2012年6月ごろ、物置完成時の状態です。

それまで自宅内には90年代初頭より集め始めたアーケード筐体が散在し、生活スペースを圧迫していました。
自宅は古く耐震工事の必要性が生じていたため、工事に先立って一時筐体を排出することになりました。
その際家族より、「保管用の物置を用意するか、この際全て廃棄するか」の選択を迫られました。

幼少期、親の方針でなかなかファミコンを買って貰えなかった私は、小学校低学年から近所の駄菓子屋でアーケードゲームをするようになっていました。
そんな私にとってアーケード筐体は、コンシューマーゲーム機よりももっと馴染み深い存在であり、ファミコンを買って貰えなかった仲間が集うゲームセンターは私にとってのオアシスであり、心の拠り所でした。

「自分たちでゲームセンターを作りたい」と考えるようになったのは高校1年の頃でした。

その頃から、ゲームで心を通わせた仲間たちとイベントを企画してテレビやゲーム機を持ち寄り、コンシューマーやPCの移植作、そして数枚の本物のアーケード基板を並べた「なんちゃってゲーセン」を作っては、夢を膨らめていきました。

その後進学を経て彼らとの距離は次第に離れていきましたが、年に一回は皆が集まる機会を設け、徹夜でゲームをしたり、ゲーセンに赴いたりしていました。

しかし彼らのアーケードゲームへの関心は徐々に薄れていきました。
共に遊べるゲームは年々減っていき、就職や環境の変化により、次第に距離が開いていきました。

かつて放課後は、仲間達と毎日のように足を運んでいたゲームセンター。
そして、仲間達と機材を持ち寄り力を合わせて作り上げた一日限りのゲーセンイベント。
そのあまりの楽しさに、仲間達と「この一日がずっと続けばいいのにね」と笑顔で語り合った思い出を、私は忘れることが出来ませんでした。

「当時仲間達が好きだった名作アーケードゲームだけを集めたスペースを作って、もう一度あのイベントを再現したい。」
「当時通ったゲーセンを彷彿とさせる雰囲気にし、仲間達が当時の熱い想いを蘇らせ、もう一度ゲームに夢中になれるきっかけを作りたい」

これが私の諦め切れない夢でした。

今回、所有筐体を廃棄するか否かの選択を迫られた私は、この夢の実現に向かって舵を切ることを決意しました。

限られた予算の都合上、当初は中古のユニットハウスを購入する予定でしたが、ユニットハウスを積載できるトラックが自宅まで侵入出来ないことが発覚し、計画は頓挫していました。

しかしその時自宅の耐震工事を手掛けて下さっていた地元の工務店様が、こんな私の夢物語に賛同して下さいました。
工期をあわせ、中古部品もフル活用することで、まさに採算度外視の低予算で内装も含めた物置小屋も作って頂ける事となりました。
「長年の夢の実現のお手伝いが出来て嬉しい。妥協せずやりましょう。」と仰って下さった担当者の力強い御言葉に、涙が出る程感激しました。

この工務店様無くして、今回の夢の実現は決して在り得ませんでした。
一生感謝してもしきれない思いです。
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ゲーセン物置の内装について | Home | ブログはじめました

コメント

No title

ゲーム野郎なら誰だって一度はマイゲーセンが欲しいと思うでしょうが、ほとんどが資金や場所や何やらで諦めるのが普通でしょう。せいぜい筐体や基板買う程度。
でもSHLさんは見事なまでのマイゲーセンを作り上げたってのが脱帽です!
汎用筐体それだけ並べるのも凄いのに、セガ体感御三家まで勢揃いさせるとは完璧すぎますよ!

2015/01/25 (Sun) 16:24 | Pin #rrf3mLO. | URL | 編集
すごい!(KONAMI感)

同じような事を考えている同世代は私も含め山ほどいると思うのですが、
本当にそれを完遂している人がいるなんて…。
インターネットの発達で、こういうことを行っている方の活動が見られるのは
ホントすごいなと毎度思います。
マイゲーセンができまるまでの記録楽しみにしています。
私も作るときには参考にしたいです。後追いは楽ですから(笑)

2015/01/25 (Sun) 17:40 | ラッキィ #- | URL | 編集
ありがとうございます

>pinさん
ありがとうございます!
私自身、幼い頃からのこの夢を実現することは到底不可能かと考えていましたが、かつての楽しかった仲間との思い出から、今日まで夢を捨てずにこれたことが幸運でした。

チャンスを掴むまで20年以上かかりましたが、耐震工事の件がきっかけとなり、そこから工務店様との出会い、理解してくれた家族や、設営を手伝ってくれた旧友、多くの方々のお陰で、実現することが出来ました。
協力して下さった全ての皆様、そして30年経っても愛し足りない程の名作を生み出してくれたメーカー様に、日々感謝の気持ちで一杯です。

2015/01/25 (Sun) 18:21 | SHL #783qSeG6 | URL | 編集
No title

>ラッキィさん
ありがとうござます!
インターネットの力は本当に絶大ですね。
私もネットで見た色々な方々の活動が、夢を実現するための礎になっていました。
建設から早くも3年弱が経とうとしておりますが、忘れないうちに現在までの経緯を少しずつしたためていきたいと思っています。

私の記録やメンテナンス情報が、ラッキィさんや同じ夢を持つ方のお役に立てて頂けたなら本望でございます。

2015/01/25 (Sun) 18:30 | SHL #- | URL | 編集

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